わが国におけるケータリング・デリバリーの現況と将来

わが国におけるケータリング・デリバリーの現況と将来

ケータリングに関しては、ネット上で「近年では急速に認知度が高まり、ニーズが急増」とか「贅沢イメージより利便性が支持され、急速に需要を取り込んで成長を続けている」といった記事を見ることはありますが、ケータリング業界全体の売上高や店舗数など数的に現状や将来を示す情報を目にすることができません。

 

 

しかし、日常生活の中でケータリングサービスを受ける機会は確実に増えていますし忘年会や誕生会、お花見にもケータリングを利用するといった状況ですから、成長し続けていると判断してもいいでしょう。
 

 

また、これからも市場としては拡大を続けると思われますが、価格競争・デリバリーとの業態間競合といったこの激化が想定されますから、ケータリングの新たな魅力をいかに消費者へ提供していけるかが成長の鍵になると考えられます。

 

 

デリバリーに関しては、ネット上でいくつかの調査結果や予測を知ることができます。調査結果の一つは、ある研究所が2013年3月〜6月に行った食品宅配市場(宅配ピザ、宅配寿司、生協個配、ファストフード宅配など主要10分野の市場)の食品だけを対象に行ったものです。

 

調査によると、2013年度の宅配主要10分野の総市場規模は、2012年度比104.1%の1兆8,816億円ですから、4.1%も伸長し、その要因は高齢化進行・調理時間短縮(女性の社会進出)・個食化の進行・外食離れ(内食志向化)が挙げられています。

 

 

なお、この調査報告では、2017年度まで年平均で4.0%の成長を予測しています。今後も更なる高齢化・女性の社会進出といったことでデリバリーに対する需要は高まるものと考えられることから、納得できる予測と言えるでしょう。